top of page
検索


『万博散歩』
駆け込みで大阪関西万博へ行ってきました。 最寄りの夢洲駅に到着したのは午前8時。 朝9時に開場するゲートの前では既に長蛇の列ができていて、椅子や敷物を持参して長時間待機に耐えてる人、おにぎりやパンで手早く朝食を取ってる子(一体何時から並んでいたのだろう)、関西万博公式キャラ...

ユウキ サクタ
6 日前読了時間: 4分


『アイデア瞑想』
定期的にやってくる、木工作業欲。 展覧会に向けて新しい作品を(半ば強制的に)作らねばならない時、強烈に木工作業をやりたくなる。と言っても本格的なDIYというわけではなく、キャンバスの支持体作り限定であるが。 電動ノコギリで木材を切断したり、インパクトでビスをひたすら打ち込ん...

ユウキ サクタ
10月7日読了時間: 2分


『非日常プレート』
普段と異なるプレートは味覚にも影響を与える。定番なメニューの集まりでも、盛り付けるお皿が変わるだけで新鮮な視覚情報が入り、より細かな味付けを感じ取ることができるからだろう。 「今夜は飛行機の機内食を再現してみた!」 エストニアの旅から帰国して数日後、相方の創作レシピに新しい...

ユウキ サクタ
9月25日読了時間: 2分


『言語の音〜エストニア編〜』
最近我が家でエストニア語が流行している。 相方が音楽活動を通じて知り合ったエストニア在住の友人の楽曲や、お勧めされたミュージシャンの音楽が毎日リビングに流れている。もちろん全てエストニア語である。 いつのまにか本棚に新たな本も追加されていた。目につく高さの段に収納されている...

ユウキ サクタ
9月18日読了時間: 2分


『謎の果実』
シェアアトリエの駐車場入ってすぐ右手側に、細長い花壇から窮屈そうに庭木が数本生えている。幹は細めでありながら背丈が2階のベランダと並ぶほど生長していて、巡る季節に合わせて新緑や紅葉が鬱蒼と繁り、出入りする車にも時折覆い被さってくる。アトリエ大掃除の時も山盛りになるほど枯葉や...

ユウキ サクタ
9月11日読了時間: 3分


『チ。−地球の運動について−』 レビュー
最近「チ。-地球の運動について-」を読破した。中世の宗教が絶対的だった世界で、地動説を巡り命懸けの選択をする人々。当時異端とされた「地動説」を主軸に、天文学、数学、技術、宗教など何かに魅了され、真剣に、時には盲信的に取り組んで生きる姿が鮮明に描かれてて、月並みの感想だが面白...

ユウキ サクタ
8月17日読了時間: 2分


『珈琲時間 2025夏』
ポットにお湯を沸かして、珈琲ミルに豆をセットし、ゴリゴリゴリと挽いていく。珈琲豆の砕ける音とじんわり広がる香りを脳内に行き渡らせ、「今日何をしよう?」とぽやぽやと1日のスケジュールを考えながら淹れたての熱い珈琲をいただく。猛暑だろうが酷暑だろうが自宅で淹れる珈琲はいつもホッ...

ユウキ サクタ
8月8日読了時間: 2分


『アナログ書き』
デジタルで文字を打つことが当たり前になって、紙に字を書く習慣が薄れてきてる。 久しぶりにアナログで文字を書いた時、指先と掌にぎこちない違和感があった。1週間ぶりにデッサン用鉛筆を握ったような、自分の神経が通っていない感覚。それでも特に気を留めることなく、目の前のやるべき作業...

ユウキ サクタ
7月14日読了時間: 2分


アーカイブ
8月の個展が差し迫ってきた。常にちびっこがくっついているためアトリエ滞在時間が昔より激減している。そして心は毎度お馴染み切羽詰まった状態だ。いい加減、計画性を持って制作していきたいものだが、締め切りが近づかないとエンジンがかからない性分は筋金入りの三つ子の魂だろう。...

ユウキ サクタ
6月27日読了時間: 2分


『揺らぐ時間』
二条城で開催中のアンゼルム・キーファー展へ行ってきた。圧倒的な規模とそれに負けない物質量の作品群が、二条城の台所・御清所内に展示されていた。 キーファーと言えば名古屋市美術館にも作品が所蔵されていて、常設展の空間の定位置に、壁面から飛び出すほど厚みのある巨大な作品が毎回目に...

ユウキ サクタ
6月17日読了時間: 3分


「本の記憶」
自宅の本棚を整理した。特に本を処分したわけではなく、右から左へパズルのように移動させただけなのだが……。時折こうして本を並べ直す作業に浸りながら、何を読んだか読んでいないか確認している。古本屋で購入したもの、立ち読みした勢いで衝動買いしたもの、どうしても書店で見つからず通販...

ユウキ サクタ
6月2日読了時間: 2分
『お別れパン屋』
今度は馴染みのパン屋さんが閉店した。 パン作り人生半世紀越え、とでも言えそうなくらいご高齢の老夫婦が2人で切り盛りしていたお店。自宅から一番近くにあり、早朝7時からオープンしていたパン屋さんだった。ゆったり珈琲とともにいただくモーニングに、出勤前の手軽に取れる朝食に、午後3...

ユウキ サクタ
5月26日読了時間: 2分


整理整頓
整理整頓にも重要な考え方があるのを最近ようやく実感した。 定期的にやってくるアトリエの混沌とした状況を改善するべく、キャスター付きの収納棚を購入したのだが、これがすこぶる使い勝手が良い。場所移動も簡単にでき、絵の具チューブを色彩ごとに分けて仕舞えば行方不明になることもない...

ユウキ サクタ
5月11日読了時間: 2分


『ごはんさん』
3月下旬から息子を連れて里帰りした。およそ3週間、慣れた家でだらだらと起きて、食べて、寝て……を繰り返したおかげで2人そろってまんまるぶくぶくシルエットになった。京都へ戻って真っ先にすべきは体型管理かもしれない。 三重県の祖父母宅に滞在していた時のこと。早朝からせかせかと祖...

ユウキ サクタ
5月1日読了時間: 2分


『クロッキー』
最近久しぶりに人物クロッキーをやっています。モデルはちびっこ。まあこちらの意図とは無関係に、動きまくること動きまくること……。手足をばたつかせる、腹ばいでいつの間にか方向転換している、興味の対象が気まぐれに変わっていく。際限なくシルエットが変わるため、いろんな対象の動きが一...

ユウキ サクタ
3月15日読了時間: 2分


『珈琲の時間』
久しぶりに新田辺にある珈琲&紅茶館へ行ってきた。近鉄新田辺駅から東へ徒歩10分ほど行くと、焙煎された珈琲豆のほろ苦い香りや甘味のある香りが外まで漂っているのが分かる。緑色の壁はきっとお店のイメージカラー。店内に入ってすぐ目に飛び込んでくる大きな焙煎機と同じ色で、珈琲袋の麻の...

ユウキ サクタ
3月6日読了時間: 2分


『アトリエの匂い』
息子を出産してからはアトリエへ行く頻度が減っている。今は月に片手で数えるくらいの日数だ。でも久しぶりに自分のアトリエに入ると、床やら壁やらに染み付いた油絵具の匂いが以前と変わらず扉を押し開けて広がっていくのが分かる。ああ描かなきゃ、と思わせてくれる懐かしい匂い。年が明けてか...

ユウキ サクタ
2月22日読了時間: 2分


『ダークな起源』
バレンタインデーに水を差す話を考えている。 本来バレンタインデーとは、キリスト教圏において毎年2月14日と定められている祝日。一般的に家族へ贈り物をするのが慣わしだそう。 どこにもチョコレートの要素は無いじゃないか。 バレンタインの語源になったヴァレンティヌスは、ローマ帝国...

ユウキ サクタ
2月15日読了時間: 2分


『三大性癖』
‘性癖’というと、読んで字のごとく性的な癖・嗜好のような、一種アダルティなイメージを抱くことが多い。でも辞書を引くと、本来性癖とは人間の心理・行動上に現れる癖や偏り、傾向、性格などを意味しているとのこと。 先日ネット記事で性癖について書かれたものを読んだ。短期間で創作活動(...

ユウキ サクタ
2月7日読了時間: 2分


『鬼と福』
節分――その文字の通り季節を分けるという意味があり、立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分となっているそうだ。つまり節分は一年で4回あるということ。でも節分と言えば立春の前日、2月3日だけ大きく取り上げられている気がする(今年は太陽暦の関係で2月2日)。二十四節気で捉えると立春...

ユウキ サクタ
2月3日読了時間: 2分
bottom of page