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『待ち侘びた珈琲豆』

  • 執筆者の写真: ユウキ サクタ
    ユウキ サクタ
  • 2021年6月17日
  • 読了時間: 2分

ただいま深刻な珈琲豆不足に陥っている。

自宅もハイデンバンも珈琲豆のストックが底をつき、インスタントコーヒーを濃いめに溶かして飲んだりしている。(5月から引っ越しをして住居と制作場所を分けました。)

たかがインスタントと侮ってはいけない。誰もが手軽に珈琲と親しめる重要な役割を担っっているのだから。私も人生で初めて飲んだ珈琲は、市販のお湯で溶かして飲むタイプのコーヒーだった。

それでもやっぱり「何か違う……。」

身体のスイッチがうまくONにならない。集中力が続かない。何故か涙脆い。そんな悶々とした気持ちを抱えている。もはや禁断症状である。

でもあと少しの辛抱だ。何故なら……。


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本日17日は行きつけの珈琲豆屋さんのポイント7倍デー。(この日を狙って珈琲豆を買おうと決めていた。)

昨日の大雨が嘘のように、眩しい日差しと真っ青な空模様があたり一面に広がっていた。

「おはようございます!いらっしゃいませ。」

お馴染みの店員さんと店長さんがにっこりお出迎え。扉を開けた瞬間、焙煎機からの珈琲豆の香りがふんわりと鼻腔をくすぐる。

「今月はさっぱりとした豆がお得ですよ。」

コロンビアナリーニョ、キューバ、ルワンダムホンド。おすすめ三種類を迷わず購入。


バイクを転がしハイデンバンへ到着。真夏日の気温だけど……ブラックコーヒーをホットで飲みたい!欲望の赴くまま、焙煎ほやほやの珈琲豆(今回はルワンダ産ムホンドブルボンハニー)をハンドドリップで淹れた。

外とほぼ変わらない暑さのハイデンバン共有キッチンにて、ホットコーヒーを一口。

身体の芯からじわじわと満たされていく感覚が伝わった。久しぶりに味わう新鮮な珈琲豆の効果は絶大。

ブラックコーヒーと言っても、この豆はハニーと名の付くとおり甘味と後味がすっきりした印象。マンデリンなど苦味の効いた珈琲が好みの私だが、普段とちょっと違う豆を試してみるのも冒険心をくすぐられる。


気づけば熱い熱いブラックコーヒーを、あっという間に飲みきっていた。




 
 
 

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