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『郷土料理』

  • 執筆者の写真: ユウキ サクタ
    ユウキ サクタ
  • 2020年8月13日
  • 読了時間: 2分

名古屋飯ということで、台湾まぜそばの特集がテレビで放送されていた。(何故に台湾…?というツッコミは無しで)

名古屋は、実家が隣町のため20年以上身近にあった都市なのだが、台湾まぜそばなるものを食べた記憶が、無い。番組内で愛知出身のタレントさんが「愛知県民が絶対一度は食べる料理です!食べた事のない人なんていませんよ!」と笑顔で話していたが。

……ごめん、ここにおります。

誰に知らせるわけでもないのに小さく挙手をした。

私にとって名古屋のソウルフードと言えば、味噌料理がしっくりくる。冷奴に味噌、胡瓜に味噌、とんかつに味噌、焼き魚に味噌、おでんに味噌、etc.

もちろん味噌汁は赤味噌。

冷蔵庫に常備されていた献立いろいろ味噌(通称:つけてみそかけてみそ)は、京都で暮らす今も絶対持っている。

毎日使っているわけではないが、気が付くと料理の仕上げに味噌を愛用していたりする。

台湾まぜそばが入り込む隙間がなかったわけだ。

納得。

愛知へはいつでも帰られる。新幹線や高速バスだってあるし、近鉄線やJ Rのローカル線でのんびり行くのも良い。せっかくバイクの免許を取ったのだから、レンタバイクで行くのも楽しそうだ。

京都で暮らすようになって、関西の友人達と知り合って、ほんの少し自分の故郷を肯定できるようになったかな?

兎角、名古屋はマイナス印象の枕詞が多かったから……。例:)名古屋飛ばし←いろいろ察してしまう言葉が幼い頃から耳に届いていた。

味噌は唯一、日常の中で故郷を感じる味。ホームシックとは縁遠い性格だけど、食事のたびにセンチメンタルになる事は家族に内緒だ。絶対からかわれる。

今日の朝食は冷奴付き。暑い朝に冷たい豆腐と味噌はよく合う。ネギがあるともっと良かったのだけど……。

今度、帰省したら台湾まぜそば食べに行こう。




 
 
 

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